心の悪魔が出てくるとき
こんにちは。
発達ケアアドバイザーの代里子です。
先日、ある子と話していて、
自己分析の結果を
教えてくれる機会がありました。
どうしても止まらないイライラがある時
人は、
誰かのせいにしたり、
物に当たったり、
特に、1番近い家族に八つ当たりをしたり
しやすいもの。
Y子さんは、自分のことを
コミュニケーションが苦手だな。。と
思っていたそう。
なぜかわからないけど、
冷たい態度を取ったり、
怒らせてしまったり、
そんなつもりはないのに、もっと愛嬌大事!とか言われて
人に好かれてないな、と思っていたとか。
バイト先でも怒られちゃう。
どうしてなんだろう。。と悩む日々。
わたしからは
「自分の行動や言動をよーく観察してごらん」
とアドバイスをしていた。
自分でも気がつかない、癖がどこにあるのか
客観的に見てもらいたくて。
そんな時、
「私の中に、悪魔がいるんだよね」
と彼女から。
「ど、どういうこと!?」
「こんな風に問い詰めたら、この人は怒るだろうな、
とか、
こんな言い方をしたら、的を得ているから
グサッとくるだろうな
とか、
何となく分かるから、
慣れている感覚の方に行ってしまうんだよね。」
「慣れている、とはどういうこと?」
「何か、知っているから安心するというか。
怒らせたり、泣かせたりする方法はわかるから
そうすることで、ああ、やっぱり!って思うの。
思った通りの反応があると、安心するってこと」
と言う。
ああ。。
習慣というのは、心にひだのように
まとわりついて
自覚しないと、無意識に発動してしまう。
それを、変える方法。
それは、
こうなりたい、こうである、
と、自分が思う姿があるのならば、
自分の言動に、自覚的であること。
気がついたのならば、
変えることができる。
環境が、そういう自分を形成する状況だった
そのことは、過去のこと。
過去も、他者も変えることはできない。
だからこそ、どんな自分でも
進みたい方向を
意識し続けること。
それが、また習慣になって
いつか無意識に
人を笑顔にできる自分になっているかもしれない。
もがいた時間は、きっと
宝ものに変わるはず。
自分の中に悪魔がいること
行動パターンの癖に
気がついたそのことに、
まずはエールを送りたい。