「違いを認めると、裁かなくなる」
いよいよ、春めいてきましたね!
今、メタモルフォーゼ指導者養成講座を
行っている最中です。
今まで子どもたちに向けて
実践してきた事の中で、
重要項目をぎゅっと濃縮して
お伝えしています。
受講生の皆さんが、
本当に真摯に向き合ってくれていて
結構深い問いを投げていますが、
毎回、その人となりが現れて
感動をしています✨
自分と他者を比較することは
良くないこと、
のように言われるけれど、
それは、比較して優劣をつけるから
であって、
あなたは、こんなタイプね、
わたしは、こんなタイプよ、
と、ただただ、違いがあるだけ、
だと分かれば、
それは返って、相手を尊重することにつながる
違うだけなんだねと思うと、
何だ、
できない自分を責めていたけど、
そうではなくて、
タイプが違うだけなんだ、
と、自分の強みも見えてくる
○○でなければならない、
と、自分の価値観に凝り固まっていたら、
自分を卑下したり、
他者を裁いたり、
してしまうもの。
発達課題がある、という事も、
発達の凸凹があるという認識になれば、
凹んでいるところは、
ゆっくり育っているんだな、
と待ってあげられる。
自分にできて、他人にできないこともあれば、
その逆もしかり、だよね。
優劣をつけて、
どっちが上とか、
そういうのをやりたい人は、
それで切磋琢磨したらいいし、
自分も他者も活かしていきたい!
って思うなら、
違いを責めるんじゃなくて
自分や他者ににあるものとないものを
ちゃんと言葉にしてみてね
そこから関係性が変わってくるはず。
指導者養成講座受講中の方の感想:
『脳の処理には継次処理と同時処理の二つのタイプが存在すると知りました。
以前は、マルチタスクができないのは自分がおかしいからだと思っていました。
けれど、二つのタイプの脳の処理を知り、自分の考え方と全く別の考え方が
存在することを知りました。これらを知ったことにより、自分が継次処理寄りであることに
全く悲観することなく、むしろこれから同じ継次処理の子にはどう教えていくか
また自分とは全く違う同時処理の子にはどのようにおしえていくかを考えることに
力を入れることが重要だと思いました』
これは、学び方の違いの一例です。
どう教えるか。
子どもがわからないことを、
子どものせいにして終わらない。
それが、メタモルフォーゼの考え方です。